インプラントの歴史

インプラントの治療が実際に広く行われるようになったのは、1940年代とされています。 近代インプラントの時代に使われていたものは、コバルトクロム合金が使われていました。
それが1950年代になると、チタンが使われるようになり、 これによって、インプラントは飛躍的に発展をする事ができたのです。 チタンは、この手術では最適なものといわれており、現在も使われているほどのものとなっているのです。
チタンを使うインプラントの方法は二つあり、一つは、ニューヨーク州立大学の歯科医師である、 レオナルド・リンコー氏が開発したチタンブレードという方法があります。
骨には接触させないやり方となっており、それまでに使用されていた素材とは違って、 折り曲げる事ができるなど、加工が自由にする事ができます。 これはインプラントのパイオニアとも呼ばれる方法となっています。
もう一つは、スウェーデンのブローネマルク医師が開発したものとなっています。 ブローネマルク氏が開発したこの方法は、オッセオインテグレーション・インプラントと呼ばれる方法になります。
1965年から臨床実験が始められ、80年代まで15年に渡って研究を続けてデータが蓄積されたブローネマルクシステムは、 81年に学術論文が発表され、歯学界にはセンセーションが巻き起こされるほどのものとなりました。 そして、これが臨床の場で実際に行われるようになったのです。
日本でのオッセオインテグレーション・インプラントの普及は10年遅れて導入されていますが、 積極的に治療に取り入れようとしている歯科医師も増えてきています。
